Gボールとは?
“Gball”(Gボール)とは、ある特定のメーカーの商品をさすものではなく、空気を入れた状態で、人が上に乗って使用することができるビニール製のボール、トレーニングツール、運動用品のうち、日本Gボール協会が推奨する安全基準に合致した商品の総称として使用している名称です。これまで多様な使い方・活用法によって様々な名称が付けられていましたが、ボールの象徴的な特徴を示す「Giant:大きい」、「Gymnastics:体操」、「Gravity:重力」という3つの単語の頭文字を取って“Gball”(Gボール)と名付けられました。
ボールの選び方は?
ボールの適正サイズは、座ったときに両足裏が床に付き、股関節屈曲角度が90度~110度になる大きさのものです。座ってはずむ運動を行う場合、下に沈んだ時に股関節屈曲角度が鋭角にならない空気圧と大きさのボールを選ぶのが望ましいでしょう。
ボールのサイズと身長の目安は、以下のとおりです。
ボールの直径 | 身長の目安 |
45 cm | 145cm 以下 |
55 cm | 145cm〜160cm |
65 cm | 160cm〜170cm |
75 cm | 170cm 以上 |
量販店などで安価なものは耐荷重が小さく、すぐに変形や破裂する場合が認められます。運動中に突然破裂する場合、危険を伴いますので、特に注意が必要です。耐荷重、安全性、品質等を考慮してボールを選ぶことが望ましいでしょう。
* 本協会は粗悪なボールから利用者の安全を守るため、本協会が認定するGボールには、本協会の認定マークを付すことを許諾するなどの取り組みをしております。
認定するGボールには、パッケージに本協会のロゴが入った認定マークが付されています。
Gボールはどこで購入できる?
日本Gボール協会が認定するボールについては、法人会員様をはじめ、全国のスポーツ専門店などでご購入いただけます。
また、当協会の正会員としてご入会されれば、当協会からも定価の2割引きでご購入いただけます。ご入会をされた方には、ボールのカタログと注文用紙をご郵送いたします。 ※ 会員について
保管の方法は?
Gボールの保管の方法は学校によってさまざまですが、ボールに空気をしばらく入れたまま保管される場合は、以下のような方法があります。
保管場所があまりない場合は?
ボールの栓を抜いて空気を抜けば、コンパクトに保管できますので、使用後に生徒たちと一緒にボールの空気を抜いて、畳んで片づけると良いでしょう。ボールを膨らませる作業やきれいに折りたたんで片付ける作業を生徒同士で競わせるなど工夫して行なってみても良いと思います。