AI時代をウマく乗りこなそう! ~2026年 テーマ~

NPO法人日本Gボール協会
理事長 長谷川 聖修

新年あけましておめでとうございます。

令和8年は午年。馬は古来、人とともに走り、跳び、揺れながら前へ進み、時代を切り拓いてきた存在です。その姿は、変化の中でバランスを取り続ける「生きる力」そのものを象徴していると言えるでしょう。

近年、AI(人工知能)技術の急速な発展により、私たちの社会や学びの在り方は大きな転換点を迎えています。「AIが多くの知的作業を代替する時代だからこそ、人間にとって最大の資本はからだを通した経験や感覚である」と指摘されています注)。すなわち、知識や情報だけでなく、動き・五感・身体性こそが、AI時代を生き抜く基盤になるという視点です。   

本協会が推奨している Gボールやロディ(RODY) は、まさにその身体性を育むための運動用具です。座る、弾む、揺れる、またがるといった単純な動きの中に、姿勢調整、バランス制御、感覚の統合といった高度な身体活動が自然に含まれています。これは、効率や正解が優先されがちな現代社会において、人間らしい学びと成長の原点を再確認する営みでもあります。

AI時代を迎えた今、私たちに求められるのは、技術に振り回されることではなく、自らの身体感覚を軸に、AIを「乗りこなす力」を育てることです。午年の馬のように、前へ進む推進力を持ちつつ、揺れや変化を恐れず、しなやかに対応する姿勢が大切だと考えます。

そこで、日本Gボール協会は「AI時代をウマく乗りこなそう!」を今年のテーマに、子どもから大人、高齢者まで、誰もが日常の中で「動く楽しさ」を感じられる活動を広げていきます。ボールに乗って笑顔になる子どもたちのように、揺れを楽しみ、からだを動かしながら、前へ進む一年にしていきましょう。

本年も、日本Gボール協会の活動へのご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

注)日経新聞(2026年1月5日)「α-20億人の未来(4)さらば秀才、五感で学べ AI時代、カラダこそ資本」

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