動き豊かに暮らそう!

日本Gボール協会理事長 長谷川 聖修

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

最初に、元日に発生した令和6年能登半島地震にて被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。本協会としましても、できる限りの支援に努めたいと思います。また今回の災害により当協会の会員およびインストラクターとしての活動や資格継続等でお困りの点がございましたら、事務局まで気軽にご相談いただければと思います。

近年、コロナの影響で、本協会の活動もたいへん厳しい状況が続いてきましたが、ようやく本来の活動を再開できる状況に戻りつつあります。改めて、会員の皆さまのご理解とご支援に対しまして御礼申し上げます。

年頭に当たり、本年も「心豊かに」過ごしたいと願っています。昨今のトレンドでは、マインドフルネスmindfulnessがよく話題に上がり、心の安静を求めて、瞑想などを通じて意識を集中するなどの活動が盛んに行われています。しかし、私たちの心とからだは分けることができません(身心一如)。例えば、心が弾んで楽しい時は、思わず軽やかにスキップしてしまいます。それと同様に、Gボールに座ってリズミカルに弾むことでも、心地よさを実感でき、なぜか自然に笑顔になれます。

そこで、マインドフルネスの試みに加えて、日常生活における動きを豊かにする考え方として「ムーブメントフルネスmovement-fulness」という新たな概念を提唱したいと思います。このアクティブなライフスタイルへと導いてくれるアイテムとして、Gボールは大きな役割を果たせるものと信じています。まずは、椅子代わりにGボールを利用することで、長時間にわたり、座り続ける現代人に動きを取り戻すための一歩となることでしょう。

心豊かで、動き豊かな暮らしの実現に向けて本年も顔晴朗(^o^)!!


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